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フィルムリールのクローズアップ

デジタルアーカイブとは

・デジタルアーカイブとは

 

デジタルアーカイブとは、写真・映像・文書・音声・地域資料などの記録をデジタル化し、整理し、未来へ残しながら活用できる状態にする取り組みです。

単に保存するだけではなく、必要な情報を整理し、検索しやすくし、教育・研究・広報・地域振興・事業継承などにつなげていくことが、デジタルアーカイブの大きな特徴です。

近年では、その重要性は制度面でも明確になっています。
2022年の博物館法改正では、博物館資料に係る電磁的記録の作成と公開が博物館の事業として位置づけられました。
デジタルアーカイブは、地域の記録や文化を未来へつなぐ基盤として、ますます重要になっています。

・なぜ今、デジタルアーカイブが必要なのか

 

地域や企業、団体には、長年積み重ねてきた写真や映像、資料、記録が数多く存在しています。

しかし多くの場合、それらは紙のまま保管されていたり、担当者だけが所在を把握していたりします。
データ化されていても整理が追いつかず、活用できないままになっているケースも少なくありません。

また、記録は時間が経つほど失われやすくなります。
写真の劣化、記録メディアの故障、担当者の異動や退職による情報の散逸によって、大切な資料が見返せなくなることもあります。

だからこそ今必要なのは、単に残すことではなく、未来に活かせる形で整えることです。
デジタルアーカイブは、過去の記録を保存しながら、これからの学びや活動、地域の価値づくりへつなげるための仕組みです。

・単なる保存との違い

 

デジタルアーカイブは、ただ資料をスキャンして保存することとは異なります。

たとえば、写真をデータ化しただけでは、あとから見返したときに「いつのものか」「どこで撮られたのか」「何を記録したものなのか」が分からなくなることがあります。

そこで重要になるのが、メタデータです。
メタデータとは、資料そのものに付随する情報であり、タイトル、年代、場所、内容、提供者、利用条件など、資料を理解し、検索し、活用するための手がかりとなるものです。

デジタルアーカイブでは、資料そのものだけでなく、こうしたメタデータもあわせて整理していきます。
その結果、必要な資料を探しやすくなり、教育・研究・展示・広報など、さまざまな場面で活用しやすくなります。

・どのようなものが対象になるのか

 

デジタルアーカイブの対象は、特別な文化財や歴史資料だけではありません。
地域や企業、学校、団体の活動の中にある日常の記録も、将来にとって大切な資料になり得ます。

  • 昔の写真やアルバム

  • 地域行事やイベントの映像

  • 広報紙、チラシ、ポスター

  • 会議記録や事業資料

  • 社史や周年記念資料

  • まちの風景や建物の記録

  • インタビュー音声や証言記録

  • 学校や地域団体の活動記録

こうした記録は、その時点では保管資料に見えても、後になって地域の歴史や組織の歩みを伝える重要な資産になります。

・地域にとってのデジタルアーカイブ

地域には、地図には残らない記憶や、個人の手元にしかない資料が数多くあります。
昔の街並み、商店街の様子、祭りや行事、暮らしの風景などは、その地域で生きた人たちの記憶そのものです。

デジタルアーカイブは、そうした地域の記録を未来へ残す手段であると同時に、地域の人が自分たちのまちを見つめ直し、学び、つながるきっかけにもなります。

地域に眠る記憶を、未来の学びとつながりに変えていくこと。
それもまた、デジタルアーカイブの大きな役割です。

・企業にとってのデジタルアーカイブ

デジタルアーカイブは、地域だけでなく企業にとっても重要です。

企業には、創業時の資料、商品開発の記録、広報素材、社内報、イベント写真、取引先との歩みなど、多くの歴史が蓄積されています。
それらを整理し、活用できるようにしておくことで、社内の価値共有、人材育成、採用広報、周年事業、ブランド形成にもつなげることができます。

過去の記録は、単なる思い出ではありません。
その会社らしさを伝えるための資産になります。

デジタルアーキビストとは

 

デジタルアーキビストとは、写真や映像、文書、音声、地域資料などの文化・産業資源を正しく理解し、それらを適切にデジタル化し、整理し、守り、活かしていくための知識と技術を持つ人材のことです。

単にデータとして保存するだけではなく、資料が持つ背景や意味を読み取り、著作権・肖像権・プライバシーなどの権利に配慮しながら、どのように記録し、どのように残し、どのように活用していくかを考えることが求められます。現在では、高精細なカメラやスキャナをはじめ、比較的身近な機器でも高品質なデジタル化が可能になっています。
一方で、法制度の見直しや技術の進歩、国際的な標準規格への対応も進んでおり、ただデジタル化するだけでは、記録としての価値を十分に活かせない場合があります。

だからこそデジタルアーキビストには、「何を、なぜ残すのか」を考え、社会的なルールや標準的な技術を踏まえながら、未来へつながる形で記録を整えていく役割があります。

・デジタルアーキビストに求められる3つの力

1. 対象を理解する力

デジタルアーカイブを整えるうえで大切なのは、まず「何を残すのか」を理解することです。

資料には、それぞれ生まれた背景や時代性、地域性、関わった人の思いがあります。
そのため、写真や映像、文書を単なるデータとして扱うのではなく、歴史や社会とのつながりの中で読み取っていく視点が欠かせません。

2. デジタル化し、活用につなげる力

デジタルアーキビストには、資料を適切にデジタル化し、整理し、必要な人が使いやすい形に整える力が求められます。

たとえば、画像や映像を適切な形式で保存すること、検索しやすいようにメタデータを付けること、将来の活用を見据えて管理することなどが含まれます。

重要なのは、単に保存することではなく、あとから探せること、理解できること、活かせることです。

3. 法と倫理に配慮する力

デジタルアーカイブには、技術だけでなく、法的な理解と倫理的な配慮も欠かせません。

著作権、肖像権、プライバシー、利用条件などは、記録を残し公開していくうえで非常に重要です。
せっかく資料を整えても、権利処理や公開方針が曖昧では、安心して活用することができません。

そのためデジタルアーキビストには、資料の価値を守るだけでなく、関わる人や地域への配慮を持って扱う姿勢が求められます。

・SystemRSの強み

学術的理解と専門性

株式会社SystemRSの強みは、単なるデータ化や制作代行にとどまらず、デジタルアーカイブを学術的な背景と実務の両面から理解し、活用まで見据えてご提案できることにあります。

代表は、常磐大学在学中に坂井知志教授のもとでデジタルアーカイブを研究し、デジタルアーカイブ、博物館学、生涯学習の3つの視点から地域振興について学んできました。

また、デジタルアーキビスト、学芸員、社会教育主事の資格を有しており、記録を残すことの意義だけでなく、それを地域や社会の中でどのように活かしていくかまで見据えた支援が可能です。

さらに現在は、常磐大学でデジタルアーカイブ研究に取り組む塩雅之教授のゼミナールとともに、「水戸街並みアーカイブ」を進めています。
塩雅之教授は、デジタルアーカイブ学会の評議員であり、日本デジタルアーキビスト資格認定機構の理事も務めています。

こうした学術的知見と地域の実践に基づき、SystemRSは、地域資料や企業資料を“残す”だけでなく“活かせる形に整える”デジタルアーカイブ支援を行っています。

・映像制作会社としての実務力

 

SystemRSは、映像制作会社としての技術力も大きな強みです。

写真や文書だけでなく、映像記録の撮影、編集、保存、活用まで一貫して考えられること。
記録を「ただ残す」のではなく、「伝わる形」に整えられること。
これが、一般的なデータ整理だけではないSystemRSの特徴です。

また、資料の性質に応じて、画像・PDF・映像などの形式や、検索しやすいメタデータ設計も視野に入れながら対応できます。

専門性と技術力、その両輪で支えること。
これが、SystemRSのデジタルアーカイブ支援の核です。

・SystemRSが考えるデジタルアーカイブ

 

私たちは、記録を未来へ活かす資産として捉えています。
デジタルアーカイブは、単なるデータ整理ではなく、人の想いや地域の歴史を次世代につなぐ取り組みです。

大切なのは、記録そのものだけではありません。
そこに込められた背景や意味を丁寧に受け取り、必要な人に届く形へ整えていくことです。

SystemRSでは、資格や研究背景に裏づけられた視点と、映像制作・記録技術の実務力を組み合わせながら、地域や企業、団体それぞれに合った形をご提案しています。

茨城県水戸市を拠点に、地域資料や企業資料のデジタルアーカイブ化を支援し、保存だけでなく、その後の活用まで見据えた取り組みを大切にしています。

・こんな方におすすめです

  • 昔の写真や資料を整理したい

  • 地域の記録を未来へ残したい

  • 会社の歴史や活動記録を活かしたい

  • データはあるが、うまく整理できていない

  • 展示や教育、広報に活用したい

  • 何から始めればよいか分からない

どんな小さな資料や、一枚の写真からでも、デジタルアーカイブは始められます。

・まずはご相談ください

 

デジタルアーカイブは、大がかりな仕組みから始めなくても大丈夫です。
今ある写真や資料をどう残し、どう活かしていくかを考えるところから始められます。

SystemRSでは、茨城県水戸市を拠点に、地域資料や企業資料のデジタルアーカイブ化に関するご相談を承っています。
「これはアーカイブになるのだろうか」という段階でも、お気軽にご相談ください。

macro shot photography of tree during da

記憶を記録に変えませんか?

どんなことでも構いません

「古い写真や資料を整理したい」

「家族の歴史をまとめて残したい」

「企業の重要な記録を体系化したい」

「何から始めればいいか分からない」

そんな段階からお気軽にお声がけください。

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